聞き慣れないですがアウトライン取引とスワップ取引について学んでおいた方がよいでしょう

銀行と顧客との間の為替取引は、広範囲かつ多岐にわたっているので、銀行が単に顧客との取引に受け身で応じているだけでは、為替残高は買い持ちか売り持ちのいずれかの状態に偏ったり、あるいは外貨資金または円資金に過不足が生じます。

発生した為替持高によって銀行が為替リスクにさらされることになるために、為替資金の過不足を調整したり為替リスクを回避するための方策として為替持高操作を行う必要があります。為替操作の方法には、アウトライン取引とスワップ取引があります。

アウトライン取引は、買いまたは売りの片方のみを行う取引で、買い戻しまたは売り戻し条件のつかない取引をいい、直物操作と先物操作に分けられます。直物操作は直物為替の売買のことをいい、先物操作は確定日渡し先物為替の売りまたは買いを単独で行うものをいいます。

スワップ操作とは、売買の当事者が受け渡し期を異にする同額の為替を同時・交差的に売買する方法であり、直物買い・先物売りまたは直物売り・先物買いを同額・同時に行うものです。為替持高を変えないで外貨預金のみを調整する場合にはスワップ取引の方法が用いられ、為替持高と為替資金の両者を調整する場合にはアウトライン取引の方法が用いられます。